COLUMN

【薄毛女性　髪型】抜毛症で地肌が目立つ！？長さを変えずにボリュームアップ

こんにちは！
女性の薄毛専門美容室、TELAS大阪の松田です。

今回は『抜毛症』でお悩みのモデルさんを実際にカットをさせて頂きながら
ヘアスタイルを作る際の考え方を、簡単にですがお伝えさせて頂ければと思います。

抜毛症は無意識に自分で自分の毛を抜いてしまう方に多く、全体的な毛量は少なくなくても
気になってしまう一部の部分が特に薄くなってしまいやすいのが特徴になります。

モデルさんのbeforeの状態がこちらになります。

・４０代。
・前頭部～頭頂部にかけて毛が細く地肌が目立ちやすい。
・前髪の範囲は狭く、段差の少ないヘアスタイル。
・前頭部～頭頂部以外の髪の毛は標準的な毛量。

モデルさんの希望として「大きく毛先の長さは変えたくない」との事なので
「薄毛に見えやすい頭頂部を自然にカバーをするために、ボリュームを出しやすいヘアスタイルを作る」
という考え方で長さはあまり変えずに髪型のバランスを見直していきます。

・カット前の状態は全体的に段差のないボリュームが出づらい髪型で
頭頂部付近の髪（赤丸部分）の毛量が多い部分の髪が長く下に落ちてしまい
分け目が割れて、地肌が目立ちやすい状態でした。

・カット後のこちらは、頭頂部付近の髪（赤丸部分）で地肌が目立つ部分をカバーしやすいヘアスタイルにするために
頭頂部から前髪、毛先にかけて段差を自然に繋げてボリュームが出やすい髪型にカットさせて頂きました。

今回のように前髪を分ける際は、頭頂部～前髪の長さが頬骨に引っかかる長さ設定だと崩れにくく
崩れたとしても手櫛で簡単に整えられるので、その方に合った適切な長さに設定することをおすすめしております。

カバーするための髪を増やす際は
サイドに落ちてしまっている後頭部のカバーなどに不必要な部分をなるべく使っています。
前髪を横や後ろから無理やり持ってきているような不自然な状態にならないように
細心の注意を払って施術させていただいております。

実際に仕上がりを見比べていきます。

「薄毛に見えやすい頭頂部を自然にカバーをするために、ボリュームを出しやすいヘアスタイルを作る」
という考え方でカットさせていただいたので
毛先の長さは大きく変えなくても雰囲気がかなり変わったかと思います◎

TELASには様々な薄毛の悩みを持った方がご来店いただいております。
お客様一人一人の状態やお悩みに合わせて考え方やヘアスタイルは変わるかと思いますので
今回のコラムは一つの例として参考にして頂けたらと思います。

その他にも抜け毛や頭皮のお悩みなど薄毛に関することは、気軽にTELASにてご相談いただければと思います。

TELAS大阪　松田

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