COLUMN
薄毛女性専門サロン TELASです。
今回は、出産後に起こる脱毛についてとその対策についてお伝えさせて頂きます。
出産後におこる脱毛の症状を「分娩後脱毛症」といいます。
まず、なぜ産後脱毛をしてしまうのかご存知でしょうか?
妊娠や出産などでホルモンバランスが乱れることにより脱毛量が増えてしまうのですが、そこには女性ホルモンが深く関係しています。
女性ホルモンには
⭐︎プロゲステロン(黄体ホルモン)
と
⭐︎エストロゲン(卵胞ホルモン)
という2種類のホルモンがあります。
この女性ホルモンには
⭐︎髪の毛の抜け毛を防ぐ働き
⭐︎髪の成長を促進する働き
があり、女性ホルモンが多く分泌されている妊娠中は、抜けるはずの髪の毛も抜けにくい状態になっています。
本来ならヘアサイクル(毛周期)は
「成長期」「退行期」「休止期」
があり、女性の場合はこのヘアサイクルを4~6年で繰り返しています。
成長期に伸びた髪の毛は退行期には抜けやすくなり、休止期に成長が止まり脱毛していきます。
しかし、産後はこのホルモンバランスが一変、女性ホルモンは急激に減少してしまいます。この減少により、妊娠中に抜けるはずだった髪が一気に抜け落ち、薄毛になってしまうのです。
個人差がありますが、一般的に出産後2~3か月頃から始まるケースが多く、3~6か月頃がピークで、半年を過ぎた頃から徐々に脱毛はおさまり1年後くらいには元のボリュームに戻るといわれています。
妊娠、出産、出産後は
●妊娠中のつわりや母乳による栄養不足
●出産後の睡眠不足
●ホルモンバランスの崩れ
● 子育てなどのストレス
など、さまざまな状況により、髪の毛も出産前の状態に戻らなくなったという方がいらっしゃいます。
後悔しないためにも、出来ることをしてみてください。
①シャンプーを変えてみる
シャンプーの成分に気を配り、刺激が少なく頭皮への負担が少ないアミノ酸系界面活性剤を使用しているシャンプーがおすすめです。
また、ゆっくりお風呂に入れない代わりにリラックスできる香りのものをチョイスするなど少しの工夫もいいですね。
②髪型を変えてみる
分け目が目立ってしまう場合はショートや少し段をいれてボブにしてみたり、前髪を作るのもいい方法です。
またはギリギリ結べる長さなどもいいと思います。
子育てに忙しいとなかなか自分に使える時間も限られてくるので楽な方がいいですよね!
洗髪やドライヤーで乾かす時間の短縮にもなりますし、不十分な洗髪や濡れたままの状態が続いてしまうのは頭皮と髪の毛の負担となってしまいます。また切れ毛や細毛、枝毛、抜け毛の原因にもなってしまいます。
またロングだと、抜け毛が多くなってしまったとき更に気になりストレスになります。
③ヘアケアアイテムを取り入れる
ヘアセットをする余裕がなかったりするときも使える帽子を活用するのもいいです。
紫外線から頭皮や髪も守ってくれます。
また、出産後は艶がなくなったりパサつきが気になる、癖が強くなったと感じる方もいらっしゃいますので、ヘアオイルやアウトバストリートメントで手軽にケアするのもおすすめです。
今はたくさんのサービスや制度があるので上手く使うこと、すべて完璧にしようとしないこと、そして周りの方の協力もとても必要なことです。
出産後に歯が抜けてしまったという方もいる程、栄養不足に陥っている場合もあります。
出産後に無理なダイエットをしたため、重度の貧血などさまざまな病気を引き起こす場合もありますし、ホルモンバランスの崩れによるメンタルの不安定から出産後に鬱になる方もいらっしゃいます。
出産後は無理をしないことが大前提です!出来そうなことをしてみてくださいね。
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