薄毛専門美容室TELAS渋谷、TELAS大阪、毛髪診断士、角田です。
私は2016年8月から個人的にヘアドネーションの活動をさせていただいています。
ヘアドネーションとは?皆様ご存じかとおもいますが、できるだけ簡単に説明致します。
『ヘアドネーション』とは、
小児がん、先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子供のために、寄付された髪の毛でウイッグを作り、無償で提供する活動(Wikipedia参照)
実際に一つのウイッグを作成するために約20~30人分のドネーション用の髪が必要となり、過去に私もウイッグ約1つ分位のドネーションのカットをさせていただいています。
さて、実際にヘアドネーションに興味があり、ヘアドネーションをしてみたい!!けど、、、
①パーマやカラーをして傷んだ髪でもヘアドネーションに使えるのか?
②髪は何cm切ったら寄付できるの?
➂ヘアドネーションしても短くなりすぎないカットポイント
を説明させていただきます。
①パーマやカラーをして傷んだ髪でもヘアドネーションに使えるのか?
答え パーマをかけたことのある髪の毛も、カラー後の髪の毛も問題ありません。
髪の毛が傷んでいる状態でもヘアウイッグを作る際、髪の長さはできるだけ長い状態が望ましいです。
②髪は何cm切ったら寄付できるの?
答え 最低でも31cmの髪の長さが必要です。
寄付団体によって長さが31cm未満でも可能という場合もありますが、フルウイッグは作れません。
31cmの場合、ショートカットやショートボブのウイッグが作成できます。
40cmくらいでミディアム、50cmでセミロング~ロング程のヘアウイッグとなります。
できる限り長い髪の寄付が望ましいです。
※31cm未満の長さの髪では医療用フルウイッグを作ることができません。
ヘアウイッグを必要とする子供たちに長さのあるウイッグを届けることが重要かとおもいます。
ぎりぎり31cm切れます、という方の場合、3か月間伸ばしてもらい私は髪を切らせていただいています。
➂ヘアドネーションしても短くなりすぎないカットポイント
31cm髪の毛を切ると、想定より短いヘアデザインになりやすいです。
ドネーションをする場合、できるだけ長い髪の状態が望ましいです。
特にサイド、バックの髪の毛を切りすぎると、その後のヘアデザインに影響します。髪の長さに余裕をもったデザイン提案がおすすめです。
バック
ヘアドネーションした際、長さを切りすぎると後ろから見てぱっつんボブになりやすいです。
襟足から最低でも6~8cmは長さを残すことがおすすめです。デザインのバリエーションが広がります。
サイド
横から見たシルエットは耳上、もみあげの毛の長さを12cm程度残すとドネーション後のカットもデザインしやすいです。
横から見て顎が出ない長さを残すのがおすすめで、デザインも失敗しづらいです。
ショートカットは切りすぎかも?と悩まれている方はご参考ください。
今回はいつもと違った内容ですが、世の中には髪でお悩みの方は沢山いらっしゃいます。
ヘアドネーションの活動自体は素敵なことですので、少しでもドネーションをしてみたい、とおもった人のお役になればとおもいます。
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