毛髪診断士、TELAS角田です。
『最近、生え際の毛が細くなって薄く見える』
『細くなった生え際のくせ毛が嫌』
『加齢のせいか、顔周りの白髪がすぐ気になる』
などに当てはまる35歳以降の女性の方へのコラムとなります。
気になる方は是非ご覧ください。
ある一定の歳を重ねた女性がたどり着くであろう悩みに
【生え際薄毛問題】
があります。
良く聞くのが、生え際の
『くせ毛』『細毛』『白髪』
この3つの問題です。
上記の問題によって生え際、顔回りの毛が気になって仕方がないそうです。
では、なぜ歳を重ねた女性は顔回りの髪の毛が変化しやすいのでしょうか?
それは、、、、
(1)重力による頭皮のたるみ
日々の生活において人が重力や紫外線を受け続けることで、皮膚がたるんできたり、肌も老化します。
皮膚がたるむと、元々生えるべき頭皮の毛穴が下にずれることで毛穴のゆがみが生じ、くせ毛になります。特に生え際のたるみにより血行不良もおこりやすく、結果細毛のくせ毛になります。
(2)日々の生活習慣において、生え際の髪の毛が最も傷む
生え際の髪は生活習慣のダメージを最も受けやすく、どの部分の髪の毛より傷みやすいです。
例えば、生え際の毛は最もドライヤーの風や熱が当たりやすい、日々の洗顔で最も生え際の毛は水に濡れやすい。生え際の毛は外気の乾燥、多湿の影響を受けやすい、など髪の毛のどの部位よりも環境が過酷なため、ダメージを受けやすい、ダメージを受けた髪はパサつき細毛になりやすく癖が出やすい。
(3)加齢により細毛になることで元々の髪の癖がでやすくなるため
日本人の約8割はくせ毛です。そして年々くせ毛の人の割合が増えています。
日本は戦後の欧米からの食文化(牛肉などの動物性たんぱく)、衛生文化(シャンプーなどの界面活性剤)の影響で髪質は劇的に変化しています。
そして若く健康な髪は、水分量、脂質、間充物質など一本の髪に適度な重さがあるため、その一本の髪の重さにも重力がかかることで、癖が出にくいといえます。しかし、加齢により髪の水分量の減少、脂質の減少、間充物質の減少で髪のパサつき、細毛になることで髪に重さがなくなり重力もかかりづらく、元々あった髪の癖がでてきます。
他にも問題はありますが、生え際問題に大きく作用するのがこの3つです。
生え際の細毛やくせ毛の影響はヘアデザインを作るうえで、しっかり対処しなくてはその人に合った良いデザインが生まれません。
特に生え際が細毛、くせ毛になってきたら前髪の長さは眉毛を基準に下にすることはあまりお勧めしません。
何故なら眉毛や目の下に長い前髪がある場合、細毛のため癖が出やすく前髪がうねり、うねりによりおでこが露出しやすく、長い前髪は分け目もつくることで白髪が目立ちやすいため私はお勧めしません。
生え際のトラブルには
『厚めエレガント前髪』
がお勧めです。
前髪が眉の長さになることで、
【前髪の癖】
が出にくくなり
【前髪にボリューム、厚みがでる】
ようになります。
エレガント前髪はおでこを隠すので
【小顔】と【白髪隠し】
の効果もあります。
生え際の細毛、くせ毛でお悩みの女性にとてもおすすめできるヘアデザインです。
生え際薄毛のお悩みでヘアデザインが決まらない方へ少しでも参考になれば幸いです。
TELAS 角田
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