COLUMN

【新説　薄毛】令和時代における『スマホ脳過労』は薄毛になりやすい？

TELAS角田です。

最近、
『あれ、目の前の人の名前が思い出せない』
『昨日の出来事を思い出せない』

など物忘れが激しくなったが、年のせいかな？

なんて思っている方

『スマホ脳過労』
という言葉はご存じでしょうか？

昔から言われている薄毛の原因とは別の、新たに薄毛になりやすい原因では？と感じる事を紹介させていただきます。

まず、女性の薄毛になる原因と言われている代表として

★加齢による女性ホルモンの減少
★食生活
★ストレス
★睡眠
★遺伝子、染色体異常
★抗がん剤治療
★出産前後

などが原因として挙げられます。

どのサイトや本や情報を見ても上記の原因が女性の薄毛の原因として挙がっていますね。

昭和、平成、そして令和を生きる美容師として昔と今と習慣の違いで感じる、これが原因で現代人が薄毛になりやすいのでは？と思うアイテムや習慣を紹介させていただきます。

それは

『スマートフォン（タブレット含む）とその使用時間』

です。

昭和から平成、令和での移り変わりで皆様の生活や仕事に無くてはならない「スマートフォン」があります。
これは昭和時代には存在せず、平成中期から令和に普及した通信機器です。

スマートフォンはとても便利で娯楽や色々なサービスが簡単に利用できる現代人に無くてはならないツールです。
もちろん昭和や平成前期にはほとんどの人が使用していませんでした。

近年では友人、知人、仕事でのLINEの連絡、学校行事の連絡、仕事での連絡、ミーテイング、映画鑑賞、音楽鑑賞、各種サービスの為の予約など、誰にとってもスマホは必要不可欠なアイテムとなっています。

昭和時代は、電話は固定電話、テレビとラジオ、雑誌を含む書籍などから情報を取っていました。
スマホはいつでも簡単に沢山の情報が取ることができ、人類の生活が便利になりました。

スマホはとても便利でデータとして
『記録』できるので、人は脳で
『記憶』しなくてもよい習慣、文化となりました。

さて、ではなぜスマホ利用は細毛、脱毛などの薄毛になりやすいのか？とおもうのでしょうか？。

【スマホ脳過労とは？】

スマホを過度に使用すると、物忘れがひどくなったり判断力や意欲も低下すると脳科学の世界で物議を醸しています。
スマホ依存者の脳では前頭葉の血流が減少、スマホから文字や映像など膨大な情報を常に処理し続けることで脳の情報処理が追いつかなくなると見られています。
スマホの利用時間が長い子供の大脳に発達の遅れが見られると東北大学が発表したり、スマホ脳により記憶障害が認知症の初期症状なのか？など議論されているようです。

次に『スマホ脳過労』による副反応として
★肩こり
★首残り
★腱鞘炎
★眼精疲労
★視力低下
★ドライアイ
★脳疲労

そして、上記により
頭痛、めまい、不眠、吐き気など起こることがあるため
『薄毛、抜け毛、細毛』
になるきっかけの一つになるのでは？と考えます。
もちろん、可能性の一つとして程度です。

実際に日本人は一日どれくらいスマホを使用しているのか？が気になりますね。

「Job総研調べ」より
コロナ以降の一日のスマホの使用時間(スマホ保有者2215人対象)
3～5時間未満　34.8％
5～7時間未満　24.7％
1～3時間未満　19.1％
7～9時間未満　11.6％
1時間未満　　　4.6%
その他 5.2%

平均約4時間54分　(2022年データ)

ということで、一般的に一日にスマホを見ている時間は
日本人平均約5時間
という結果となりました。

日本人の一日24時間のうちの約5時間はスマホを利用しており、その大半は同じ体勢で使用しているのではないでしょうか？

スマホ使用時間が長いということは、楽をして色々なサービスが楽しめる代わりに、運動不足や肥満になりやすく血行不良や脳の疲れによる不眠など、身体に悪影響を及ぼす可能性が高いです。

スマホは便利ですが、必要以上なるべく使わない時間を増やすことで、髪の毛にとっても身体にとっても健康で健全に生活できるのではないでしょうか？

誰でもできる、スマホ時間を減らして健全に生活する方法

☆プライベート時間はスポーツやトレーニング、ランニング、ヨガやピラティスなど、身体を動かす習慣を作る。

☆玄関先にスマホ置きを作り、帰宅時にはスマホを定位置に置くことでリビングに持ち込まない習慣を作る。

☆バックに本を一冊入れておくことで、移動時間は本を読むか目や身体を休めることを意識する。

年齢的にも薄毛で悩み、物覚えが悪くなってきた私は上記の3点を意識して生活することで一日平均2～3時間はスマホ操作時間が減少しました。

現代社会では、切っても切れない『スマートフォン』との付き合い方を見直し、無駄な検索をせず、最小限の操作時間でスマホ依存を脱却して、脳を休め規則正しい生活をしてみてはいかがでしょうか？