毛髪診断士、女性薄毛専門美容室TELAS角田です。
円形脱毛症でも脱毛斑が連なったり、色々な箇所にできたり、脱毛斑自体が大きくなっていくような
『蛇行型』
という円形脱毛症状があります。
蛇行型の場合、単発型の円形脱毛斑より治りにくいと考えられています。
まず
円形脱毛の症状として
1 単発型(ひとつの脱毛斑)
2 多発型(複数の脱毛斑)
3 全頭型(頭部全体の脱毛)
4 汎発型(全身の体毛が脱毛)
となり、上記の数字が大きくなるほど症状は治りにくいケースが多いようです。
何故円形脱毛が発生するのか?に関しましては色々な諸説がありすぎ、現状はっきりとした原因を断定することが出来ないようです。
あくまでも可能性の範囲としていろいろな自己免疫疾患と合併することで脱毛症を発症することがあります。
色々な自己免疫疾患と共に、それらとアトピー性疾患との合併型で円形脱毛症の症状もより重くなりやすい傾向があるようです。
私たち女性薄毛専門美容室TELASではヘアデザインを作る場合、2の多発型(蛇行型)の症状までであれば、ご自身の毛髪でのヘアデザインはカットでほぼ可能かとおもいます。
3.4の方に関しましては、ヘアウイッグの作成をお勧めしております。
今回は多発型『蛇行型』でお悩みの方へ、ヘアデザインのポイントを書きます。
ずばり
『脱毛斑が見えない分け目を設定すること』
です。
脱毛斑ができやすい頭皮の箇所は大体決まっていることが多いです。
逆に言えば、
脱毛斑ができにくい部分も存在するため(蛇行型の場合)その部分に分け目を設定し、髪の毛を自然に落ちる位置にバランスよく配置することで周りの人にも気づかれないヘアデザインを作ることができます。
しっかり分け目を見極めることが円形脱毛症、特に蛇行型でお悩み方の場合はとても重要ですね。
仕上げに、ハードスプレーを使うことをお勧めしています。
ハードスプレーを使うことでスプレーの成分で円形脱毛症状がひどくなることはほとんどないと思います。
(アトピー性皮膚炎の方は少しだけ注意が必要です。髪についたヘアスプレーを落とすためにシャンプー剤でしっかり泡立てて汚れを落とさなくてはいけませんので、日々お使いのシャンプー剤で落とせるレベルのヘアスプレーをご使用ください。)
休日にヘアウイッグを使用せず外を歩きたい場合、風でヘアデザインが壊れないように全体的にヘアスプレーでキープしていただけたら安心かとおもいます。
このコラムが円形脱毛でお悩みの方へ少しでもご参考になれば幸いです。
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