COLUMN
カテゴリ
抗がん剤の副作用で抜け毛に悩む方は『ショートヘア』がお勧めな理由？
女性のための薄毛専門美容室、毛髪診断士『TELAS』角田です。
今回は、重大な病気（がんや白血病など）に罹患し、抗がん剤治療の副作用で脱毛が進行した際に、ショートヘア（ベリーショートを含む）をお勧めする理由についてのコラムです。
セミロングやボブよりなぜショートヘアがお勧めなのか？を説明いたします。
抗がん剤治療に関する辛い記憶が蘇る方は、この内容を見るのを遠慮していただいても構いません。興味がある方のみ、読み進めていただければと思います。
まず、癌などの大きな病によって癌細胞を攻撃する（良い細胞も攻撃する）抗がん剤治療があり、その副作用のひとつに
「脱毛、抜け毛」
があります。
抗がん剤の投与後、1～3週間で副作用により髪が抜けることがあります。治療期間は病状によって変わり、使用する薬によっても脱毛の程度に違いが出ることがあります。
治療終了後、約一か月が経過すると徐々に回復が見られます。髪の毛が目に見えて生えてくるまでには、およそ3か月かかることが一般的です。半年が経つと、髪が伸びたことを実感できるでしょう。この時期には、以前の髪と新しく生えてくる髪の質感が異なることや、髪のうねりが強くなること、細い毛が生えてくることなど、髪質の変化に気づく人も多いです。髪質は時間が経つにつれて徐々に変わっていきますが、
治療後は髪が必ず再生し、元の髪質に戻ることが期待できますので、ご心配なさらないでください。
それでは実際にショートヘアがお勧めだと思う理由を説明します。
ショートヘアがお勧めな理由
①日常的なシャンプーやドライヤーの使用、その他の日常生活で抜け毛を感じると、長い髪の人は視覚的にも物理的にも、ショートヘアの人よりも多くの髪が抜けているように感じることがあります。長い抜け毛は手に絡まることがありますが、短い髪の場合、そのようなストレスを感じることは少ないかもしれません。
②脱毛した場合、ヘアウイッグや帽子を使って初期の脱毛状態を隠すことが可能です。ショートヘアはヘアウイッグの中に自分の髪を収めやすく、さまざまな長さのヘアウイッグを試しやすいからです。一方、髪が長い場合、ウイッグを使用する際に髪をまとめるためにネットを使う必要があり、ウイッグの中に髪を収めるのが面倒になることがあります。また髪が長いと、これからどの程度脱毛するかの最終状態を想像しにくく、どの長さのウイッグを作るべきか迷うことがあり、ウイッグ作成に時間がかかることがあります。そして、ウイッグが本当に必要な時に間に合わず、手元にない状態になる可能性もあります。
➂長い髪のほうが日常生活で物理的に抜けやすくです。髪が長いと、日々の活動中に毛根にテンションがかかることが避けられません。例えば、シャンプー時に頭皮を擦ったり、髪を洗い流したり、濡れた髪にドライヤーを当てたり、髪を結んだりする時、または手櫛で髪が絡まって引っかかる時など、これら一般的な行動をする際にも、ショートヘアのほうが髪が抜けにくいため、より安心でしょう。
④ショートヘアは掃除する際にも便利です。床やお風呂の排水溝、洗面台の前など、長い髪よりも短い髪の方が掃除がしやすいです。コロコロを用意しておいて定期的に掃除をすることで、抜け毛を目にする機会が減り、精神的、衛生的にも好ましいと思います。
これら四つの理由に基づき、治療中または治療後のショートヘアスタイルを推奨する美容師の視点のコラムです。
『髪は女の命』
TELASのお客様の中には、髪の長さを維持したいという方が多くいらっしゃいます。私も、髪を切りたくないお客様には、できるだけ髪を切らずに済むデザインを考案し、提案しております。
治療前後での脱毛を含む髪の悩みに直面しているなら、少しの勇気を持って、TELASのデザイナーと協力して、あなたにとって最適なヘアスタイルを一緒に見つけてみませんか？
それでは長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は、重大な病気（がんや白血病など）に罹患し、抗がん剤治療の副作用で脱毛が進行した際に、ショートヘア（ベリーショートを含む）をお勧めする理由についてのコラムです。
セミロングやボブよりなぜショートヘアがお勧めなのか？を説明いたします。
今回のテーマは非常にデリケートな内容を含んでおり、中には不快に感じる方もいるかもしれません。しかし、TELASでは抗がん剤治療中や治療後の脱毛に悩む多くのお客様が来店されます。脱毛を経験されたお客様を担当する中で、もしショートヘアを早期に提案していたら、抜け毛によるストレスをもう少し減らせたのではないかと感じることがありました。そのため、デリケートな内容のコラムを掲載させていただきます。
抗がん剤治療に関する辛い記憶が蘇る方は、この内容を見るのを遠慮していただいても構いません。興味がある方のみ、読み進めていただければと思います。
まず、癌などの大きな病によって癌細胞を攻撃する（良い細胞も攻撃する）抗がん剤治療があり、その副作用のひとつに
「脱毛、抜け毛」
があります。
抗がん剤の投与後、1～3週間で副作用により髪が抜けることがあります。治療期間は病状によって変わり、使用する薬によっても脱毛の程度に違いが出ることがあります。
治療終了後、約一か月が経過すると徐々に回復が見られます。髪の毛が目に見えて生えてくるまでには、およそ3か月かかることが一般的です。半年が経つと、髪が伸びたことを実感できるでしょう。この時期には、以前の髪と新しく生えてくる髪の質感が異なることや、髪のうねりが強くなること、細い毛が生えてくることなど、髪質の変化に気づく人も多いです。髪質は時間が経つにつれて徐々に変わっていきますが、
『髪の毛が以前の状態にきちんと戻るかどうか？』
このような不安を抱えて辛い時期を過ごしている方も多いでしょう。
ですが治療後は髪が必ず再生し、元の髪質に戻ることが期待できますので、ご心配なさらないでください。
それでは実際にショートヘアがお勧めだと思う理由を説明します。
ショートヘアがお勧めな理由
①日常的なシャンプーやドライヤーの使用、その他の日常生活で抜け毛を感じると、長い髪の人は視覚的にも物理的にも、ショートヘアの人よりも多くの髪が抜けているように感じることがあります。長い抜け毛は手に絡まることがありますが、短い髪の場合、そのようなストレスを感じることは少ないかもしれません。
②脱毛した場合、ヘアウイッグや帽子を使って初期の脱毛状態を隠すことが可能です。ショートヘアはヘアウイッグの中に自分の髪を収めやすく、さまざまな長さのヘアウイッグを試しやすいからです。一方、髪が長い場合、ウイッグを使用する際に髪をまとめるためにネットを使う必要があり、ウイッグの中に髪を収めるのが面倒になることがあります。また髪が長いと、これからどの程度脱毛するかの最終状態を想像しにくく、どの長さのウイッグを作るべきか迷うことがあり、ウイッグ作成に時間がかかることがあります。そして、ウイッグが本当に必要な時に間に合わず、手元にない状態になる可能性もあります。
➂長い髪のほうが日常生活で物理的に抜けやすくです。髪が長いと、日々の活動中に毛根にテンションがかかることが避けられません。例えば、シャンプー時に頭皮を擦ったり、髪を洗い流したり、濡れた髪にドライヤーを当てたり、髪を結んだりする時、または手櫛で髪が絡まって引っかかる時など、これら一般的な行動をする際にも、ショートヘアのほうが髪が抜けにくいため、より安心でしょう。
④ショートヘアは掃除する際にも便利です。床やお風呂の排水溝、洗面台の前など、長い髪よりも短い髪の方が掃除がしやすいです。コロコロを用意しておいて定期的に掃除をすることで、抜け毛を目にする機会が減り、精神的、衛生的にも好ましいと思います。
これら四つの理由に基づき、治療中または治療後のショートヘアスタイルを推奨する美容師の視点のコラムです。
『髪は女の命』
TELASのお客様の中には、髪の長さを維持したいという方が多くいらっしゃいます。私も、髪を切りたくないお客様には、できるだけ髪を切らずに済むデザインを考案し、提案しております。
治療前後での脱毛を含む髪の悩みに直面しているなら、少しの勇気を持って、TELASのデザイナーと協力して、あなたにとって最適なヘアスタイルを一緒に見つけてみませんか？
それでは長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
--------------------------------------------------------
【TELAS渋谷】
営業時間 10:00～19:00
定休日 毎週月・火曜日
東京都渋谷区神南1-9-11 インタービル3階
TEL 03-6455-3626
ご予約はこちら☞https://telas.bionly.net/
【TELAS大阪】
営業時間 11:00～20:00
定休日 毎週月・火曜日
大阪府中央区博労町4-6-17 第三丸米ビル1階
TEL 06-6786-8772
ご予約はこちら☞https://osakatelas.bionly.net
